2017年08月24日

El secreto de sus ojos〜それぞれの愛の形


今日はまた映画をご紹介したいと思います!

アカデミー賞・外国語映画賞受賞

El Secreto de sus ojos 
(アルゼンチン、スペイン2009年)
邦題『瞳の奥の秘密』 




あらすじ〜

連邦刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に自分が
担当した事件を元に小説を書こうとしていました。
それは新妻が自宅で暴行、惨殺されるという痛ましい出来事でした。
そのために、かつて一緒に事件を担当した上司イレーヌを訪ね、
当時の記憶を辿ろうとします。実はベンハミンは昔イレーヌに
深い恋心を抱いていたのでした…。

原作があるだけに、話の構成がとても上手く、サスペンスと
ラブストーリーが絶妙に絡み合っています。
また当時のアルゼンチンの社会背景も随所に見られ、その時代の
暗さを知ることが出来ます。
過去と現在のシーンが交互に出るので、よく見ておかないと
ちょっと混乱するかもしれませんが、一つ一つのエピソードに
丁寧に伏線が張ってあり、「あれはこういう意味だったのか!」
と後でその上手さに舌を巻きました。
特にスペイン語を習った自分は、おおー!と感嘆しましたね。
(ネットでネタバレを見ずに、観て欲しいです。)
サスペンスドラマとしては謎に物足りなさを感じさせますが、
大人の愛の物語として見れば、これ以上のものはなかなか無いでしょう。
鑑賞後はしんみりと余韻に浸れます。
物書きの自分としては、「fantastico!」と快哉する作品でした。

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主人公のベンハミン役のリカルド・ダリン、抑えた演技が上手すぎる!

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邦画では役者さんがオーバーに怒鳴ったり号泣したりして、
陽気なラテン映画が情緒溢れる演技とは一体どういうことなんだろう…
と思わないでも無い(^-^;
posted by yuki at 08:30| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

新しい英単語シリーズ


このブログは、ほぼ英語と関係なくなっているのですが
【新しい英単語】にアクセスが多いので、たまには
書こうと思います。

新しい英単語

magnanimous
generous or forgiving, especially towards a rival
or less powerful person.

bulimic
relating to, characterized by, or suffering from
an eating disorder marked by bouts of overeating,
followed by fasting or vomiting.

titillate
arouse (someone) to interest or mild excitement,
especially through sexually suggestive images or words.

peremptory
insisting on immediate attention or obedience,
especially in a brusquely imperious way.

chutzpah
extreme self-confidence or audacity (usually used approvingly).



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猫のようにのびのびしたい…。


posted by yuki at 08:23| Comment(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

Children Of Heaven〜発展途上国の子供たち


紹介した映画がブロガーさんに評判良いので
気を良くした私は、また書くことにします。

今日ご紹介する映画は

Children Of Heaven(イラン 1997年)
邦題・『運動靴と赤い金魚』





〜あらすじ
貧しい一家で育つアリーは、妹の靴を修繕してもらった帰りに
行った八百屋の先で、その靴を失くしてしまいます。
妹のザーラに失くしたことを告げますが、その事実を父親に言うことは出来ず
一足しかないアリーの運動靴を、兄妹で交互して履くことにします。
ある日学校のマラソン大会で、三等の賞品がスニーカーと知った
アリーは出場することに決めるのですが…

この映画はイラン映画で初めて、アカデミー賞外国語映画賞に
ノミネートされた作品だけあって、マスターピースです!
(受賞は『Life is Beautiful』でしたが….)
さりげない日常を切り取りながら、イランの貧困層の生活、貧富の差、兄妹、
親子の絆、人間の思いやりなど様々なものが詰まっています。

この監督の絵の見せ方がとても上手いです。まず靴についてですが、
最初のショットが靴の修繕するシーン、アリーの運動靴が溝に流されるのを拾う、
と靴をいかに大切に扱っているかを見せて、ラストのマラソン大会に繋ぐのです。
また子供に厳しいけれど愛情があり、不正はしないお父さん、貧しくても他者への
優しさを忘れない子供たちなど、数々の自然なエピソードで表現されています。
ラストはワンショットで、その後が明示されていて素敵だな〜と思いました。

砂漠に潜む井戸のような、派手さはないけれど、人知れずひっそりと
輝きを放っているような、心が温まる上品な映画なので是非ご覧下さい。

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イランでは規制が厳しいため、子供を主役にした映画が多いそうです。

posted by yuki at 18:20| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする