2017年03月08日

Manchester by the sea〜アカデミー賞シリーズ


本年度アカデミー賞オリジナル脚本賞に輝いた
「Manchester by the sea」を観てきましたよ‼



あらすじ〜

修理工のリーは、周囲の人間と上手くいかず、しょっちゅう
衝突していました。そんなある日、リーの兄、ジョーが病気で亡くなります。
ジョーは息子のパトリックの後見人に、リーの名前を挙げていたのでした。

感想

予告を見て「これって映画じゃなくて、テレビドラマっぽいな」と
あまり過度な期待はせずに、観に行きましたがその通りでした。
はっきり言って、愛する者を失って傷ついた人間の再生物語、
というテーマはありがちで、私にはお腹いっぱいでした。
別にそれでもいいんですが、取り立てて見どころはなく、淡々と
ストーリーが進む。リーの背負っている過去が重すぎる割には、
オチも無く問題も解決しないまま、観客に投げっぱなし。

良い意味に取れば、チェーホフのように登場人物の
内に秘めた感情を読み取る映画、とも言えなくもないですが
そのくせわざとらしい台詞や、あざといシーンがちょこちょこあるし
(冷蔵庫のシーンとかさ)、センチメンタルな音楽が突然最後に流れて、
泣かせようとする意図が見え見え。
安直な癒しを提示していないところは評価出来るのですが、
テーマが重過ぎて、上手く消化しきれなかった感じですね。
評論家は称賛していますが、過大評価で凡作だと思います。

これがアカデミー賞オリジナル脚本賞かって言われると、
歴代のラインナップと比較して、かなり劣るのではないでしょうか。
個人的には、脚本賞とは所謂イイ話、というのではなくて、
テーマが掘り下げられていて、登場人物のキャラが立っていて、
伏線が張り巡らされていて、ストーリーがきちんと練られて、といった
技術の高さを見せるものだと思うんですよ。
(「あの頃ペニー・レインと」や「恋に落ちたシェクスピア」の
完成度の高さを見よ‼)
然しながら、ゆる〜い何も変わらない日常、って邦画にはよくありがちですが、
アメリカの映画にも出てきたということは、フォーマット通りのハリウッド映画に
アメリカ人も飽きてきたのかもしれませんねえ。
(この映画のプロデューサーは、マット・ディモン)

ラストの雪が降ってるシーンで、ただでさえ寒い映画館で余計に寒さを感じました(^-^;

article-0-129E126C000005DC-348_468x313.jpg



映画を見ている最中に、お腹が空き過ぎてチョコを食べました。
posted by yuki at 21:17| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。