2017年03月05日

ユング


今読んでいる本です。

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ユングと言えば、精神分析学の権威、フロイトの弟子でした。父親との
関係が良好でなかったユングは、始めはフロイトと意気投合するのですが、
人間の無意識を、何でもリビドー(性衝動)と結び付けて考えるフロイトと
意見の相違から決別し、自説を発展させていくことになります。

ユングは人間の意識的な行動と無意識の領域が、しばしば衝突を起こすのは、
自分の心からの望みを無視した行動を取っているからだと仮説を立て、
人間は誰しも自分だけの神殿を心に持っていて、それが生きていく源泉になる、
深層心理に合った行動を取るのが、人間の幸せに繋がるということを
提唱しています。

ユングの説が正しいかどうかは、科学的に実証しようがないのですが、
仕事をしていて、「自分のやりたいことではない」とフラストレーションが
溜まることはよくありますよね。やっぱり無意識の世界と言うのは
実在する、と思います。

日本では心理学者、故・河合隼雄先生がユング派として有名でしたが、
河合先生の著書はユングではなく、河合隼雄節になっているので
(それはそれでいいのですが)、ユングを学びたい人は原典に当たるのが
お薦めです。

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無意識に魚に手が伸びるにゃー
posted by yuki at 14:34| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雪さんこんにちは。前回のコメントから間が空いてしまいました。。

ユングですか、幅広いですねー。さすがです。僕はまだ精神分析の領域には手を出せていません…。現代思想を理解するためにはたぶん最低でもフロイト先生ぐらいは読んどかないといけないんでしょうけど。。
フロイトもユングも科学的実証性はないのかもですけど、普通のひとが読んでふだんの生活で役立てられるなら、ひとつの仮説として価値がありますよね。河合隼雄先生の本もそのうち読んでみたいです。

写真の猫、悪そうな顔してますね〜笑。
(そういえば雪さんの猫くんはお元気ですか?)
Posted by shu at 2017年03月07日 17:42
shuさん、コメントありがとうございます。

幅広いというか、創作のネタですね。フロイトの
提唱したエディプス・コンプレックスは有名なので
ギリシャ哲学に明るいshuさんの範疇だと思っていました。
フロイトの弟子は優秀な学者が多いので(『自由からの逃走』
のエーリッヒ・フロムもそうです)、それだけ
「無意識の領域」に着目したことは当時としては
大発見だったのでしょうね。普通の人でも、内省するのに
十分役立つと思います。春休みに是非一読してみて下さい♪


>そういえば雪さんの猫くんはお元気ですか?

…女の子です(^-^;
Posted by 雪 at 2017年03月07日 18:26
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