2017年09月11日

いかんともしがたい壁〜作家編


9/15がコンテストの締め切りなので
更新が適当になり、すみません。

日本語で書く外国人作家、リービ英雄さんが
エッセイに書かれていたのですが

「バカヤロー、お前なんか、文学者じゃない」

という侮蔑を日本の文芸誌で受けたそうなのですが、
それをアメリカ人に伝えようとしても

「文学者」と言う言葉を

英語に翻訳出来ない!


という問題にぶち当たったそうです。

ぼくの理解でいうと、日本語の「文学者」は、文学を研究する人も
文学を批評する人も、文学を創作する人も含まれている。
(中略)
「あいつは文学者じゃない」と日本語で言ったとき、
「あいつは本を何冊書いても何も分っていない」という
ニュアンスもありうるとすれば、
「文学者」たりうるかどうかという判断の中には
どのように書いているかだけではなく、
どのように読んでいるかという資質も問われている。

(「文学者の国に、ぼくがいる」リービ英雄)

このエッセイは、アメリカの記者に
「あなたのアイディンティティーは何なのですか?」
と問われ、「ジャパニーズ・ライター」と答えた後、
”Bungakusya”と言うべきだった…というエピソードで
締めくくっているのですが、

言葉の厳密性を大事にする作家であればあるほど、

実は文化の壁は厚いのだ‥‥と思わされました!


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万葉集を語るインテリ…。
posted by yuki at 15:27| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする