2017年03月10日

Silence


「Silence」を観てきました!



あらすじ〜

時は17世紀、宣教師フェレイラがキリスト教を広めるために日本に渡り、
その後棄教したとの知らせを受けます。信じられないロドリコとガルペは
真偽を確かめるために、自分たちも日本に行くことにします。
そこで見たものは、隠れキリシタンとして拷問を受ける庶民の姿でした…。

感想

学校で習ったキリシタンの弾圧が、ここまでむごたらしいものだとは
想像してませんでした。いつものマーティン・スコセッシ監督らしく
残忍な映像が多いのですが、そういう時代背景なので受け入れられます。
キリスト教徒でない私には『踏み絵』がどれほど信仰に背く重い罪なのか
分かりませんが、西洋人には胸に迫るものがあるのかもしれません。
宗教に限らず、人生には自分の意に反しても、現実とすり合わせて
妥協しなくてはならない場面はあるでしょう。
最善とは一体何なのか、ロドリコが取った行動は正しかったのか、
最後まで考えさせられる映画でした。
日本人キャストもイッセー尾形さん、浅野忠信さん、塚本晋也さんなど
素晴らしい演技でした。(キチジロー役の窪塚洋介さんはイマイチかな)。
特筆すべきは、重いテーマにも関わらず、感動的な音楽を流さずに
センチメンタリズムに逃げない演出ですね。エンドロールが最高です。
「これが映画じゃ!おりゃー!」というスコセッシ監督の力技を、
存分に堪能出来ました。こういう映画こそ、映画館で鑑賞するべき映画です。

posted by yuki at 17:48| Comment(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする