2017年03月04日

MOON LIGHT MOON 〜アカデミー賞シリーズ


本年度のアカデミー賞作品賞に輝いた
『MOON LIGHT』を観てきました!






〜あらすじ

黒人のシャロンは体が小さくシャイで、学校で”リトル”と呼ばれ
いじめられる日々を送っています。彼の母親のポーラも毒親で
家でも落ち着ける場所はありません。そんな彼も生き抜くために
成長していかねばなりませんでした。

感想

しみじみする良い映画だと思いました。マイアミの広々とした自然の中の、
貧困地区に住む人々の生活がよく表れているのではないでしょうか。
実際の黒人社会は知らないので想像ですが、かなりローカル色が強い
です。
ラップを歌うようなステレオタイプの黒人像でなく、主人公が内気で
弱い黒人の男の子でしかも同性愛者であるという、映画が作られた意味は、
非常に大きいですね。というのも、黒人文化が社会である程度受け入れられて、
その黒人の中でも多様性が認められつつあることの証拠だからです。
このような映画は、以前はたぶん無かったのではないでしょうか。

その一方で明らかにプロットを欠いていて、展開が遅く(というか
殆ど事件が起こらない)観ていてどういう方向にストーリーが進むのか
全く分からない、インディペンデント系の映画だったので
「これはアカデミー賞の系統ではなく、カンヌやトロントなどの映画祭で
出品されるような、マイナー映画だな〜」と感じました。
観に行って良かったと私は思っていますが、退屈で眠くなった人も
いたでしょう。
『LA LA LAND』に作品賞を上げたくなかったのでは、とか
アカデミー賞がポリコレで迷走している、との憶測が飛ぶのも
無理はないですね…(^-^;
今までの作品賞と出来具合が違いすぎますから…。

※断わっておくと、地味で見終わった後に、感慨深くなる映画なんですよ。
(今の邦画(実写)で、ここまで表現出来ている映画は皆無と言っていい)。
ただ映像やストーリーも含めて『アカデミー賞作品賞』のクオリティーには
達してないと思います。なので返ってケチがついた感じになりましたね〜。

というわけで(?)今週また『LA LA LAND』を観に行って確認して来ます♪

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政治とか関係無しに、映画を純粋に楽しみたいですね〜。
posted by yuki at 20:02| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする